セルナンバー8(第8病棟)

病室仕立のこの街で頭をスライスしてくれるカプセルの味忘れられないぜセルナンバー8

世界のどこにいようが別に誰も気にしない

今更ながらあけましておめでとうございます。今年は少しは書いたりすることもしていけるようだといいなあととりあえず久々に更新。

 

さて、そんなわけで正月休みに、この世界の片隅にを見て来ました。

まあ内容に関しては他にいくらでも書いている人がいると思われるのでそちらにお任せすることにして。

 

酉年の今年48歳になる年男は、多感な中二〜中三の頃にブルーハーツを聞いていた。知ってる人も多いかと思うが、ブルーハーツの曲に「世界の真ん中」という曲がある。

 

朝の光が待てなくて

眠れない夜もあった  

朝の光が待てなくて 

間違ったこともやった

僕が生まれたところが

世界の片隅なのか

誰の上にだって

お日様はのぼるんだ

 

川の流れの激しさに 

足元が震えている

燃える炎の厳しさに 

足元が震えている

僕が今見ているのが

世界の片隅なのか

いくら探したって

そんなところはない

 

うまくいかないとき 

死にたい時もある 

世界の真ん中で 

生きていくためには

生きるということに 

命をかけてみたい 

歴史が始まる前 

人はケダモノだった

 

改めて今見るとすげえわな、これ。

さて、この世界の片隅にというタイトルを聞いた時にこの歌詞の中の世界の片隅というキーワード繋がりで思い出した人はそこそこはいるんじゃないかと。

 

世界の真ん中はブルーハーツの曲の中でも大好きな一曲ではあるのだが、どうしてもサブストリームに流れがちな自分としては常に世界の片隅側から世界の真ん中を羨んで見ているようなところがあるため、ある意味コンプレックス直撃ソングでもある。

 

この世界の片隅には確かに戦時中を描いた作品としては世界の片隅に視点を置いているのかもしれない。まあそれじゃドンパチ本気でやってる最前線が世界の真ん中なのか、それとも作戦司令部のような所が真ん中なのかと問われると果たしてそうなのかは俺にもわからないが。

 

 結局はモブキャラにも五分の魂というところを突き詰めたところなのかもなあと。すずが主役然としてるかというと決して常にそんなことはないわけで。

さらに言えば所謂日常系アニメもなんでもない日常を描くといいつつも常に細かな事件は起きるものだ。いや事件というと大ごとに感じるが、何も起きてない回というのは日常系アニメでもそうはない。(ほんとに細かいことも含めね、知ってる範囲でだけどw)

いや、多分誤解だとは思うんだけど、アンチ日常系アニメという感想をこの世界の片隅にに抱いたのはどうなのか。

日常系アニメにおいては外部の状況はファンタジー的な世界観と同じで大して変化なく進行する。あくまで物理的な世界観の話においてね。

冒頭からそのルールで進行したこの作品は戦争の進行とともにいろんなものが崩れ去っていく。

 

しかしながら崩れ去っていくことで主役然とした態度になれることでもあるのだろう。乱暴かもしれないが。

 

片隅にいようが真ん中にいようが、当たり前に信じていた世界という足元がいとも簡単に崩れ去る作品が人気を得ているのは、やはり共有する無意識の中に危機感を感じているのかもなあと。

 

「ひどいよ。こんなのってないよ。」

世界の崩壊といえばレイアースのそんなセリフを思い出すが、こんなのってない時代からこんなこともあるんだなあという時代になってしまったのだろうなあ。311以降というのは。

 

世界の片隅でモブキャラとして生きるのもきっと楽じゃない。

 

 

 

 

レシピ本を買ったからといって料理がうまくなったわけではない

疲れからか黒塗りの高級車にぶつかってしまったわけではないが、ちと風邪っぽいので休養。

 

これいいなーとレシピ本をまた買ってきた。f:id:otasasa:20160907214911j:image

 

仕事もアレだけど趣味的にあれこれ料理するようになり、いわゆるレシピ本というやつをそこそこ買ったりしてるけど、最近買う時のポイントみたいなのが出来てきたので、いくつか忘備録的にまとめてみたいと思う。

 

1.個人名、あるいは多くても3名くらいまで、プロの料理人によるレシピ本が理想。

 

せっかく本として購入するのであれば、お金払った分の元を取りたいといういやらしい根性が働くわけですが、元を取るというのはどういうことかと考えていくとレシピが『身につく』ということなのではないかと思います。その辺、プロの料理人(料理研究家ではなく、お店をやっている人)というのは作る料理にその人のクセみたいなものが出てきます。味付けであれ、盛り付けであれ、素材やワンアクセントなど。何回か同じ料理を作ってみたりすると、そのクセがわかってきていろんな形でアレンジが効くようになります。それが『身につく』ということなのかなあと思います。そうなるとレシピ本には載ってない料理も多分このやり方で出来るというようにワンランク上が目指せるので。そんなクセを習得するには執筆者は少ない方がいいです。個人名が一番理想ではありますが、3人くらいまでで、料理レシピが記名あるものであればなんとか。

多くの人が書いているのをまとめたものは、結局『その場限りの料理』になりがちなんですよ。そんなの作りたいならグーグルで調べて出てきたクックパッドのレシピで十分です。わざわざそんなものにお金払う必要ありません。

 

2.ジャンルで選ぶ時には

 

だいたい料理本というものは、和洋中イタリアンアジアンエスニックなどなどのお国柄だったり、肉魚野菜などの素材だったり、弁当晩御飯晩酌作り置きといった目的だったり、フライパン一つでとかの調理法だったり、あのお店のあの料理を、などでまとまっていることが多いと思います。

その辺でコンセプトがあまりに無節操な本は買わない方がいいと思います。1.でも書きましたが、ジャンル変われば基本も変わるので。これは雑誌などの増刊号的なレシピ本によくあるのですが、節操なくあれこれという本はやはり味にも節操がありません。なんでもいいから一本筋の通った本にしましょう。

あとパラパラとめくって手に入りにくい素材が多い本や、やたらと珍しい調理器具を使う本はやめといた方がいいです。これは料理研究家を名乗る人の本に多いパターンです。盛り付けの参考にはそこそこいいこと多いんですけどね。

 

3.どうせ全部は作らないでいい

 

最後、コレ重要です。わざわざ買ったレシピ本だからって、無理して全部作ろうとか思わない方がいいです。でも、作らなくても作り方には目を通しましょう。

一冊のレシピ本から(まあ掲載数などにもよりますが)お気に入りになって何度か作る料理が10個もあれば十分だと思います。

 

なんとなく大まかにまとめてみたけど、最後はそれぞれの舌が満足出来る料理が作れるようになったらそれでいいんだと思います。

【ネタバレあり注意】シン・ゴジラ感想

今更ながらだけど、シン・ゴジラ見てきた感想などと思ったけどどっちかと言うと見終えた後居酒屋でする与太話。恐らく一部ネタバレを含むので嫌な人は見ないでね。相当乱暴な解釈だし。






















さて、乱暴にいきます。
シン・ゴジラエヴァという現象であるという仮説。

最初、どかーんと爆発していたのがテレビ版第1話。吞川を遡上して蒲田あたりでアスカ襲来、北品川あたりがネルフ誕生あたりかな。で、テレビシリーズは圧倒的な傷痕を残しながら終了して海へと帰る。

ゴジラ相模湾にいる頃にあれやこれやと解釈をされるけど、結局何もわからんし誤解だらけというのが結論。

そうして大きな話題になって再放送やら劇場版やらと最初の二倍以上の大きさになって帰ってくる。しかしながら最早通常兵器は一切通用しない。

で、都内に入り東京駅で寝るとこまでが新劇場版。つまり、そこから凍結に至るまでが次の劇場版…ということはすんげえ期待出来るんじゃね?という飲み屋でするおたく与太話でした。すごく端折ったけどw
いや、こういうの思いついた時にメモっとかないと忘れそうだからさw

追記1。
帰ってきたウルトラマンの没OP(というかDAICON版で使ってたアレ)の歌詞を思い出してああああってなった。

ビルを壊すぞ 地響き立てて
吠える怪獣 大怪獣
クワッと開いた 口から炎
あたり一面 焼け野原

これまんまですよね。

追記2。
石原さとみの英語まじりの日本語。
思い出しませんか?アスカラングレーを。
もしかしたら脚本の時点では宮村優子キャスティングしようとしてたんじゃない?いや、さすがにないか。


50days

なんやかんやと約50日間も放置状態だったわけですが、なんとか生きております、はい。

まあその間あれこれとお仕事したり呑んだくれてたりお祝いしたり謀略したりといろいろあったわけですが、まあようやく少しは平穏な日々になるのかな、なるといいな。

で、なんというかTwitterだらだら見てたら即興小説なんてサイトを見つけて30分で挑戦してみたもののあと数文字が書き切れず時間切れ。
絞り切れてねーなーと最後の方で思ったからそれはそれでいいけど、なんかこういうの練習して練らずに文章書く練習っていうのも少し不毛だなとか思ったり。
自分に足りないのは早さだという俺みたいな人間は割り切ってやればいいけど、そうでない人はやらない方が良いのかもね。

まーちまちまとまたあれこれ書いてみましょうかね。

季節の変わり目

なんだかんだと季節の変わり目という奴が大変厳しい。
一応ある程度鬱は抜けたつもりではいるのだが、この季節の変わり目という奴にはざわざわしてきやがるので困る。

しかも今年のこの冬から春そしてまた冬再び春また冬とかなんなんだよ。
まあご同病の皆様方もこのようなことあると思うのでしっかり春が来るまでもう少し踏ん張っていきましょう。

まあいろいろあるんだけどなー、はぁ。

47歳の地図〜30+seventeen's map〜 #05

さて、ラノベ書くよ詐欺になりつつある予感がしてるので、とっととプロット決めて少しずつ書きだしてしまおうと思います。

とはいえ、プロットと構成は重要よね。くっそ面倒だけど。
さて、こんな時あなたならどうするー。
というわけで、まず先に各話サブタイトルの元ネタを引っ張ってきてみましょう。
細かいことなんか気にしない、気にしない。ネバーマインド。…お、それだ。つーわけで、

NEVER MIND/NIRVANA

In Bloom (Nevermind Version)
Come as You Are
Breed
Lithium
Polly
Territorial Pissings
Drain You
Lounge Act
Stay Away
On a Plain
Something in the Way

Endless,Nameless

ちょうど13あるのでこれを順番に各話に割り振ってみましょう。

んじゃ最初の3話
1話 Smells Like Otaku Spirit
世界が急にアニメ調になってしまった。ヒロイン丘の上ひなげしは成り行きでそんな世界を救う魔法少女に変身することに。果たしてこんないい加減な世界大丈夫なのか!?

2話 In Bloomer
G.N.モンスターを倒すために恥ずかしい思いをあれこれするひなげし。ねえ、なんで世界を救うために魔法少女はブルマを履かなければならないの?

3話 Come as You wear
仲間?ライバル?なキャラ登場。1〜2話で放置していた部分を拾うことで3話にして早くも総集編的な回想がいっぱいなのもクソアニメ時空のせいなのだ。きっと。


4話 Breeeeed
吸血鬼っぽい敵が出て来て血を吸われちゃって悪堕ちしちゃう。

こんな感じでいいんじゃね?





なんだかんだと

慣れない仕事をそれなりながらやってきて、まもなく一カ月になろうとしているわけなのだが、結局のところモチベーションの持って行き場がなくなってきて、ひたすら精神的ダウンスパイラルを下り続けていて、肉体的に慣れる前に精神的にダメになるなこりゃと。
そんな最中に娘がもらってきたインフルエンザをおすそ分け頂いてしまい、数日ぶっ倒れるという事態。いや、熱は38.5度くらいは出たけど、正直そんな大したことはなかったのだが。そこにさらに季節の変わり目の例のアレと相まったり、いろんな状況が重なり、かなりいろいろ精神衛生上よろしくない。

こんな時に吐こうとして出てくる言葉など何の肥料にも燃料にもならない糞尿以下のものだ。

それならばと別の創作方向にそれをぶつけようとするにも、なんとなくよろしくない方向にばかり進んでしまいがちになるのは経験上わかっているので無駄は省きたい。

まあ結局は酒で洗い流せってことにしかなりようがないんだよなあ。

やれやれ。